
こんにちはけんちゃんです。
アラフォーのゲーム好きの人には、たまらない一冊ではないでしょうか?
ドラゴンクエスト名言集『しんでしまうとはなにごとだ!』原著:堀井雄二 SE−MOOK
ドラクエシリーズは僕が子供の時、めっちゃくちゃハマりました。いや、僕だけではないと思いますが、まさにRPGの伝説的シリーズと言っても過言ではなく、その中で様々な名言というものが後世に語り継がれているのではないのでしょうか?この『しんでしまうとはなにごとだ!』はその全てが凝縮されており、かつその名言の裏側が語られています。
まさにオヤジファン必見の一冊だと思います。
僕はドラクエIIが初めてのドラクエとの出会いでした。ドラクエIはドラクエIIの1年前に発売されましたが、あまりやれていません。
ただ、このタイトルでもある『しんでしまうとはなにごとだ!』。このセリフは全滅した時に王様に言われる言葉でしたよね。死を前提にして言われる言葉、子供ながらにどうやって生き返ったのか?不思議に思ったりしたことさえあります。
『おう、○○○○! しんでしまうとは なにごとだ!』
うーん、お金は半分になるし、王様には叱られるし、もういいよなんて気持ちになりながらやっていました。ドラクエはいわゆる「ドMゲー」の始まりではないでしょうか。
この本の中では、その時の時代の最先端でありながら、常に最新の技術でいっぱいいっぱいの対応をしていた苦労が書かれています。
ドラクエIのカタカナの使い方がまさかこんな使われ方がされていたのか?
だったり、ひらがなしか使えないゆえの工夫そこから生まれた名言もある。まさに日本のテクノロジーの進歩とともにドラクエが進歩しているのが感じられます。
ドラクエIIIでデータの保存形式が復活の呪文からメモリーへのセーブ方式に変わった。
がしかし、呪われた音楽と同時に『おきのどくですが、ぼうけんのしょ○ばんはきえてしまいました。』と出てきた瞬間、
キレそうになった人はたくさんいるのではないのでしょうか。
僕は一度データを消えた体験をしたあと、クリアするまでドラクエIIIのカセットを抜くことはありませんでした。
ドラゴンクエストI・II・IIIは「ロト伝説」として語られ、僕はそのストーリーの完成度の高さをおとなになった今でも感じています。ほんとに名作です。
だから名言も当然うまれますよね。
ドラクエが好きという方はぜひ読んでみてはいかがでしょう。懐かしい思いにひたれると思います。