
こんにちはけんちゃんです。
愛媛FCがファジアーノ岡山にアウェーで1−0で勝利しました。おめでとうございます。
コーナーキックから林堂眞がうまく合わせて、GKに当たりましたが、ゴールを割ることができました。
終始、ファジアーノ岡山が攻めていましたが、しっかり愛媛FCが守りきった感じです。ホームでの水戸ホーリーホック戦が0−0でこれで2試合連続の無失点。
名古屋グランパス戦の7失点の悪夢を経験し、しっかりと守備陣の立て直しができているようです。
ここで気になるのが間瀬監督という人、いったいどんな監督なんでしょうか?
来歴(wikipediaより抜粋)
大学卒業後、独力でプロの道を模索する。1997年、アメリカに渡り、ユナイテッドサッカーリーグのクラブとプロ契約。その後、メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、クロアチアの2部、3部リーグでプレー。シンガポールリーグへの挑戦も試みるが、2002年に帰国し引退した。<・・・中略・・・>渡航した国々で英語・スペイン語・ポルトガル語をマスターしており、この経験が後の通訳業へと通じる事となる。
引用元:wikipediaより抜粋
かなり変わった経歴をお持ちですよね。アメリカでプロの道を探すって、かなりご苦労されたのでしょうか?その後も、選手としては、いろんな国を転々として努力されたことでしょう。その結果が、英語・スペイン語・ポルトガル語の3ヶ国語をマスターするってすごいですね。これが後の通訳業に通じる。決して無駄にはならなかったってことですよね。
2002年9月、クロアチアへ再渡航、セカンドキャリアとしてJリーグの通訳を目指しザグレブ大学の短期コースにて正式にクロアチア語を学んだ。
2003年、ジェフユナイテッド市原より通訳職のオファーを受け帰国。イビチャ・オシム、アマル・オシム両監督の通訳を務めた。
2007年よりジェフ千葉のトップチームコーチを務める。2009年はジェフ千葉のスカウトを務める。同年シーズン終了をもって千葉を退団。
2010年からはファジアーノ岡山のコーチに就任した。2012年をもって退団し、東京ヴェルディのコーチに就任。2013年シーズン終了後に1年で東京Vを退団。
2015年1月15日にS級ライセンスを取得したことが日本サッカー協会より発表された。その翌日、1月16日にブラウブリッツ秋田の監督に就任することが発表された。
2016年11月29日、契約満了に伴い退任と合わせて、愛媛FCの監督就任が発表された。
引用元:wikipediaより抜粋
さらにクロアチアでクロアチア語を学ぶって何ヶ国語しゃべるんですか?って感じですね。でも、このクロアチア語ってその後の間瀬監督にかなり影響したんじゃないでしょうか。ジェフユナイテッド市原の通訳であの『イビチャ・オシム』『アマル・オシム』の通訳って(゚д゚)!
その後は順調にライセンスを取得し、2015年ブラウブリッツ秋田の監督就任。今シーズンから愛媛FCを率いるってことなんですね。
間瀬監督の目指すサッカー
サッカー専門新聞Web版BLOGOLAの記事に興味深い記事がありましたので紹介します。
愛媛・間瀬秀一監督のその考えは『千葉』というクラブ、そして『イビチャ・オシム』という存在との出会いによって大きく方向性は変わった。
03年、海外での現役生活で身についた語学能力を買われて千葉・イビチャ・オシム氏の通訳の仕事に就いたことをきっかけに、間瀬監督は指導者の道を志した。
監督という職業に就くにあたってオシム氏、そして千葉で学んだことは“3つの柱”だったという。
「ひとつは、ピッチ上でプレーしている選手のために指揮を執り、彼らが喜べるサッカーをやること。そして、それに関わる観る人、お客さん、サポーターらが喜びと誇りを感じるようなサッカーをやるということ。ただ、この2つだけではサッカーは成り立たない。この2つを成立させながら勝利する。その3つを学んだ」
それら一つひとつはシンプルなものだが、3つすべてを実現させるのは容易なことではない。だからこそ、高い志をもって向き合えるこの監督業に大きく惹かれたに違いない。
「(その3つの)どれもおざなりにしない。どれかを捨てるとしたら、僕が監督として指揮を執る必要はない」
3つのうち2つが人を喜ばせるために自信を持たせるために自分はやるんだという犠牲心。最後の1つに自分の持っている知識・力を発揮するという意味が込められているような気がします。あくまでもけんちゃん的私感です。
きっとあの名古屋戦の7失点は、少なからず選手・サポーターにダメージを与えたことでしょう。僕もちょっとショックでした。ここから今年の愛媛は崩壊するかもしれないと内心思ったところもあります。
でも、間瀬監督はこのダメージからどうやって選手たちをサポーターたちを立ち直していくのか?3つの柱のうち2つを必死で考えられたことでしょう。
結果は2試合連続の無失点。そして、アウェーでの勝利。今のところ立て直しがうまくいっているのではないでしょうか?
次節は8月20日ホームでの町田ゼルビア戦です。このまま、無失点記録&連勝してほしいものです。